みどころ:男子・女子4×200mR

2019 / 05 / 10

4×200mRは世界選手権がかかっていないものの、多くのトップアスリートたちがシーズン本番前の肩慣らしとして、このリレー種目だけの珍しい競技イベントである世界リレー2019横浜大会の出場を選びました。

◆男子4×200mR

これまでの世界リレーでは他の全ての種目で優勝したことのあるアメリカも、男子4x200mRだけはまだ勝利したことがありません。

ジャマイカは2014年大会に1分18秒63の世界記録で優勝し、その1年後にもアメリカが失格となったためその王座を譲ることはありませんでした。そして2017年大会には、カナダがアメリカをおさえて勝利しました。

カナダは今年男子4x200mRへの出場はありませんが、そのかわり2017年の優勝メンバー4選手が横浜で4x100mRを走る予定です。

今年アメリカは20秒以下の記録を持つ2選手、アイザイア・ヤングとレモンティー・マケインをチームに迎えました。400mのスペシャリストであるバーノン・ノーウッドは、4x400mRでは2015年の室内・2016年の屋外でそれぞれ世界チャンピオンになっている選手です。

ジャマイカチームは2015年大会の4x100mR覇者ラシード・ドゥワイヤー、2013年の4x100m リレー世界チャンピオンであるオシェイン・ベイリー、2016年のU20 200m銅メダリストであるナイジェル・エリス、そして20秒を切る記録を誇るジュリアン・フォルテを揃えています。

地元ファンを感動の渦に巻き込むべく、日本は4x200mRへ強力な布陣を敷いています。オリンピック4x100mR銀メダリストのケンブリッジ飛鳥と飯塚翔太、世界選手権4x100mR銅メダリストの藤光謙司が名を連ねます。

南アフリカも強力です。2015年世界選手権200m銅メダリストのアナソ・ジョボドワナ、20秒01の記録を持つルソロ・アダムズ、新星シネシフォ・ダンビレという面々を100mアフリカチャンピオンのアカニ・シンビネが率います。

パウロ・アンドレ・デ・オリベイラはシーズン本番前のカリフォルニアでのレースで頭角を現し、横浜では強力なブラジルチームをひっぱる存在です。また、フランスはオリンピック200m銅メダリストであるクリストフ・ルメートルがチームをリードします。

◆女子4×200mR

強力なチーム力を誇るジャマイカが高い確率で4x200mR王者の座を維持すると予想されます。

2017年の勝利に貢献した3選手、シェリカ・ジャクソン、シャシャリー・フォーブスとエレイン・トンプソンが、オリンピック100mで2度の金メダルに輝くシェリー=アン・フレーザー=プライスと2013年世界選手権400m銅メダリストであるステファニー・アン・マクファーソンと合流します。

彼女たちが2年前に打ち立てた記録1分29秒04は破られるのかもしれません。2000年以来、長らく破られていない世界記録1分27秒46は難しいかもしれませんが、この横浜大会で歴代記録が数多く塗り替えられる可能性があります。

2014年第2回大会で優勝したのを最後に、アメリカは2015年には失格、2017年には3位に終わっています。2018年NCAA室内チャンピオンであるガブリエル・トーマス、22秒02の記録保持者であるカイラ・ジェファーソン、2017年NCAA100mチャンピオンのミカイア・ブリスコを揃えたアメリカチームが唯一、純粋に速さという意味でジャマイカチームのライバルと言えるでしょう。勝利は両チームのバトンパスにかかっています。

ナイジェリアチームは2015年大会の4x200mRで優勝したときほどの強さは見られませんが、400m専門のペイシェンス・ジョージとハードル選手のトビ・アミュサンがチームの重要な戦力です。

中国、フランス、ドイツそしてエクアドルも上位3位争いを繰り広げる一方、地元日本チームへも熱い声援が寄せられています。

Jon Mulkeen for the IAAF

 

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@IAAFYokohama19
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11 - 12th May 2019